あくる日の日曜日から家探しが始まりました。 礼拝の後、私と娘は炎天下を何時間も歩いて「空き家」のサインを探しました。 新聞、インターネットで探すかたわら、色々な人にも尋ねました。 仕事や学校、教会のことを考え、ホノルル市内の住宅を希望しました。 毎日情報を集め、土曜、日曜日に住宅を見に行くのが習わしになりました。 住宅難でどこも入居希望者が一杯で、家賃の急激な高騰、限られた条件での家探しの厳しさを思い知らされました。 期待と失望のくり返しで日は過ぎてゆき、引越しの荷物に囲まれながら不安定な日々を送りました。 そんな時にも神さまは私たち家族を平安のうちに、毎週の礼拝に集わせて下さいました。
心からの賛美、鈴木先生のメッセージを通して、神さまから希望と勇気をいただき、新たな一週間を歩み出すことが出来ました。 そして教会の皆様のお祈り、励ましに、どれほど大きな力を頂いたか分かりません。
ある日、主人がパールシティーの住宅の入居申込用紙を、不動産管理会社に持って行きました。 一刻も早くと思ったからです。 すると親切な職員が私たちの窮状を察し、子供の天候を気遣い「市内の住宅にしませんか」と話されたのです。 それが「プナホウにある」と聞いてビックリしました。 実は立ち退きの半年前に、テレビで紹介されたプナホウの「庶民のための新築住宅」に心引かれ、将来のために申し込んでありました。 その事を伝えると、ファイルを探し出し、手続きが始められました。 しかし思ったようにスムーズに進まず、焦りを感じるようになりました。 問い合わせると、私たちよりも優先権のある人が、一人いるということでした。
先の見えない日々を送る中、教会の方々は私たちのために、電話で励ましてくださり、私宅まで来て祈ってくださいました。 また、他の住宅を見に連れて行ってくださる方もいたり、中には「もし引越し先が見つからない時は、所有のコンドミニアムを使ってください。」、「アルファハウス(牧師館)に来て下さい」という申し出など、その他、物心両面の援助をたくさん頂きました。 このような深い愛に、私は感謝の涙を流しました。 クリスチャンの隣人は、神さまはすでに新しい住まいを用意しておられるので心配しないでと、励ましてくれました。 車が故障した時は、もう家探しも出来なくなると不安がよぎりました。 でも神さまは助けて下さいました。
そんなある日、心の中に不思議な平安が訪れました。 それは、教会の皆様の熱い祈り、愛と信仰を神さまは決して見過ごしにはなさらない。という確信でした。 そして立ち退き期限が迫った十月の朝、「来月からプナホウの住宅に入居できますよ。」という一報を受け取ったのです。 電話の後、私はハレルヤ、ハレルヤと叫んでいました。 本当に奇跡は起こったのです。 神さまは本当に祈りに答えてくださったのです。
この出来事を通して神さまは、家族の心を一つにして、困難を乗り越えられるように助け導いてくださいました。 不平、不満、争いも遠ざけてくださいました。 そして何よりも、私たちの思いをはるかに超えた奇しい方法で、神さまのみ心を成し遂げてくださいました。
人はこの地上では寄留者であり、旅人に過ぎないこと。 また私たちの所有するものは何もないという、み言葉の真理が胸に迫りました。 全ては神さまが下さった贈り物です。 恵みです。 あれから6年の歳月が流れましたが、ここに神さまのご栄光を証しする機会をいただきました。 心から感謝いたします。
| 石井久子 | 丹花安恵 | 太田園子2 | 成沢つぎの1 |
| 成沢つぎの2 | 鈴木弘子1 | 松田従旨2 | 肥田仁司 |
| 水田ジュン3 | 橋本光子 | 橋本マイク | 佐藤登志子 |
| カラマ正子1 | カラマ正子2 | 健在者 | 召天者 |