説教 2006年1月

「光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった。」
(ヨハネ1章5節)

  さて、今年も残す所あとわずかとなった。一年前、皆さんはどんな状況にいただろうか。状況というものは、変わらない時は、どんなに願っても頑張っても変わらない。しかし変わる時は考えられないくらいに変わるものだ。

 私たち家族は去年の6月、渡米するためにそれまで牧会をしていた教会を辞した。しかし、当初の予定が変更となり、先行きがまったく不透明になった。ちょうど一年前、出席していた教会でクリスマスを迎えた。自分が奉仕する側ではないクリスマスに戸惑いつつも、静かなクリスマスを過ごすことが出来た。
 そして今年の2月に、ホノルル教会に任命されるという連絡をいただいた。それからは一気に道が開かれていった。経済的にも不思議と献金が捧げられて全て満たされた。難しいと聞いていたビザも即日OKとなった。そして遂に4月15日、私たち家族はホノルルの地に足を踏み入れたのである。
 そして今、私たちは半袖アロハのクリスマスを過ごしながら、本当に神の真実に圧倒される思いでいる。鈴木先生ご夫妻との出会いをはじめ、教会の一人一人との出会いが、私たちにとって何と輝きに満ちていることだろうか。こんなに愛されて、祈られて、支えられている牧師が他にいるだろかと思いたくなる。

 この祝福を受けている秘訣は何か? 秘訣は何もないことだ。「〜〜をしたから、こうなった」と言えるものは何一つない。ただ「主のあわれみは尽きない。神の真実は力強い。」(哀歌3:22.23)これだけだ。全ては神の恵みである。
 私たちは、たくさんの愛の負債を負っている。一生かけても払い切れないかもしれない。でも少しでも、一人でも多くの方に、私たちが受けた愛をお返ししていきたいと思っている。

 これから一年後は、どうなっているだろか? 分かっていることはただ一つ、主の恵みは尽きていないことだ。ハレルヤ!

関 真士 副牧師

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